いろいろな不用品の回収・買取サービス業者の特徴

地球環境を守るうえで3R（リデュース、リユース、リサイクル）が推進されており、いろいろな不用品の回収・買取サービス業者があります。
それぞれどのようなシーンで使い分けどのような特徴があるのかいまいち分からない方もいるのではないでしょうか。
そこでここでは「リサイクルショップ」と「不用品回収業者」そして一番大きなもののひとつ「不動産買取業者」の特徴について紹介していきます。

リサイクルショップの特徴

リサイクルショップでは、お客さんが持ってきた不要な物を買い取った後、店頭で販売します。衣類はもとより、電子レンジや冷蔵庫といった電化製品や家具まで幅広く買い取ってもらえるのが大きな特徴です。

ただし、持ってきたモノすべてを買い取ってもらえる訳ではありません。ボロボロになった洋服や壊れている電化製品など、店側が買い手がつかないと判断した場合は買取不可となります。買取希望のモノがソファやテーブルといった大きい家具の場合、自宅に持ち帰る必要があるため、運ぶ手間や時間がかかるのがデメリットにあたります。

また、不用品回収業者と比較したとき、買取価格が低い傾向にあるので、リサイクルショップ・不用品回収どちらに持っていくか事前に確認が必要です。

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不用品回収業者の特徴

リサイクルショップの場合、自分で売りたいモノを持っていく必要がありますが、不用品回収業者を利用する際は、業者へ連絡すれば回収してもらえます。足を運ぶ必要がないため、重いモノをわざわざ持っていく必要がありません。

また、不用品回収の買取を行う業者もあります。掃除機やテレビ、洗濯機といった家電やブランド品を買取ってくれるのも大きな特徴です。引っ越しや空き家の整理、解体工事など急を急ぐときに不用品回収業者を利用すると便利です。ただし、自宅へ直接来てくれるぶん、費用が高くなるため利用する際は回収料金を必ず確認しよう。また無許可の回収業者は利用しないよう注意しましょう。（関連記事　無許可の回収業者は利用しない）

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不動産買取会社の特徴

家庭の事情や転勤等で、不用品だけでなく家そのものを売却したいというケースもあります。家具や家電といった「残置物」は基本的に家の所有者が処理する必要があるため、リサイクルショップや不用品回収、フリマアプリなどを使って処分しましょう。

不動産仲介を使って家を売る場合、不動産会社から不用品回収業者を紹介してもらえることもあります。一方、不動産会社の直接買取を利用する場合は、残置物が残っている状態でも引き渡し可能なケースもありますが、相場価格よりも売却価格が低くなる傾向にあるので、それも念頭に置かなければなりません。

不動産会社によっては、分譲マンションをはじめ、土地・農地や再建築不可物件を買取ってくれるところもあります。特に再建築不可物件は、今ある建物を取り壊した後、新たに建て替えができない物件・土地のため、買い手がつきにくいのが大きなネックです。

通常の物件・土地を売却するよりも難しいとされているため、このような家を売却する際は、買取に特化した不動産会社を選びましょう。

参考不動産買取会社：再建築不可物件や借地権を直接買い取り｜株式会社マーキュリー

借地権も、再建築不可同様に特殊な物件として取引をされています。
特殊物件については、不動産会社でも積極的に対応できない企業もあります。上記のように特化した不動産会社もあるので、専門的な不動産会社に相談するのが良いでしょう。