冷蔵庫
不要になった冷蔵庫は、家電リサイクル法による処分になります。粗大ごみとしてではなく、回収してもらうのが基本です。
回収費用について
回収費用は170リットル以下の冷蔵庫は3,600円ほど、171リットル以上は4,600円ほどになっています。プラス運搬費用がかかります。基本的には冷蔵庫を購入した販売店で引き取ってもらいますが、引っ越しや遠方で購入した場合、他の販売店で引き取ってもらえます。新品と買い替える場合、無料で引き取ってもらえるキャンペーンもありますので、活用するといいでしょう。
また、販売店ではなく自治体に回収を依頼することも可能です。
無料で引き取ってもらう方法
リサイクルショップなら製造5年以内の冷蔵庫であれば買取ってもらえます。冷蔵庫によっては5年以上でも買取ってもらえることもあるので、リサイクルショップに見積もりを取ってみるといいでしょう。
まだまだ使えるなら知人に譲るのもひとつの方法です。譲れば費用はかかりません。引っ越しを考えている知人がいれば相談してみては。
違法回収業者に注意
不用品回収業者も有料ですが回収してもらえます。日時をあえばすぐに自宅まで取りに来てもらえるので、時間がなく運搬が難しい場合は利用してもいいでしょう。注意点としては中には違法な回収業者がいます。チラシや大音量のトラックでの宣伝など、無料で回収をうたい回収しますが、不法投棄を行なったり、難癖をつけて高額な処分費用をふっかけたりします。不法投棄によりあなたの冷蔵庫と特定された場合、個人だと1,000万円以下の罰金または5年未満の懲役が科せられる恐れがありますので、そのような回収業者に依頼しないように。不法投棄もいけません。
回収業者には「一般廃棄物収集運搬業」という資格が必要なので、不審に思ったら確認しておきましょう。
そのほかの方法
オークションに出品して換金する方法もあります。しかし、運搬が大変です。落札されてからすぐにということはできず、運搬業者に予約しておかないと運搬してもらえません。また、すぐに落札されるとも限りません。引っ越しで早急に処分したい場合は向かない方法です。これならお金を出して処分したほうがよかったということも少なくありません。
冷蔵庫の処分費用について紹介しました。冷蔵庫のような大型家電の処分は費用がかかりますので、なるべく無料で引き取ってもらうためにリサイクルショップを活用するといいでしょう。