ロボット掃除機
売却?廃棄?ロボット掃除機の賢い処分方法とは
近年、急速に普及しているロボット掃除機ですが、使い終わった後の処分に悩む人は少なくありません。
不要になった場合は売却と廃棄処分の2つの方法がありますが、損をしないためには売却がおすすめです。
買ったばかりの製品など、まだ立派に機能するのであれば捨てるのはもったいないです。
基本的には、リサイクルショップや中古家電買取店で売却できます。
特に、有名メーカーの製品や新しいモデルは高値で買い取られる傾向があります。
ただし、傷や汚れが目立つ場合は、買い取り価格が下がるか、買い取り不可となる場合があります。
ネットオークションや、フリマアプリに出品して売却するのもおすすめです。
リサイクルショップなどで買い取ってもらえない製品でも、オークションやフリマなら売れる可能性があります。
しかし、個人間取り引きとなるため手間がかかりますし、購入者とのトラブルが発生するなどのリスクもあるため、慎重に行いましょう。
売却せずに廃棄処分にする場合は、本体からバッテリーを取り外して別々に処分してください。
掃除機本体はゴミ収集サービスで回収している自治体が多いようですが、自治体によって取り扱いが異なります。
事前に自治体の分別区分を確認しましょう。
また、不用品回収業者を利用することもできます。
自治体のサービスを利用する場合よりも割高ですが、家まで引き取りに来てくれる、希望日時を指定できるなどのメリットがあります。
業者によっては掃除機本体とバッテリー両方を引き取ってくれるケースもあります。
一部の家電量販店でも引き取りサービスを行っていますが、この場合も手数料が発生するので注意してください。
本体から取り外したバッテリーは、自治体やホームセンター、家電量販店などに置かれるリサイクル用の回収ボックスに捨ててください。
バッテリーを交換するときもこの方法で処分しましょう。
ロボット掃除機を安全に処分する3つのポイント
処分する際は、次の点に注意しましょう。
1つ目は、個人情報の削除を忘れないことです。
Wi-Fiを使って操作が可能なモデルでは、個人情報が製品に保存されている場合があります。
処分前に工場出荷時の設定にリセットし、個人情報を削除しましょう。
2つ目は、バッテリーの取り扱いに注意することです。
リチウムイオン電池は一般ゴミとして捨てると発火のリスクがあります。
専門の回収ボックスや自治体が指定する回収場所に持ち込みましょう。
3つ目は不法投棄を避けることです。
面倒だからといって、不法投棄などの不適切な処分を行うと、環境汚染の原因となるだけでなく、法的な制裁を受ける可能性もあります。
正しく処分して、環境負荷を減らしましょう。