テレビ
テレビも洗濯機や冷蔵庫と同じく、家電リサイクル法の対象製品です。地方自治体で粗大ごみとして処分できず、リサイクル料金がかかります。
テレビの基本的な処分料金
テレビにはリサイクル料金と運搬費用がかかります。
リサイクル料金がかかる理由は家電リサイクル法によるもの。家電リサイクル法は業者側が資源を活用するための処分方法を取らなければいけなくなり、その費用を購入者が負担する取り組みです。リサイクル料金を負担することで、不要となった家電が有効な資源に生まれ変わります。
リサイクル料金は家電メーカーや製品ごとに異なりますが、液晶・プラズマ式だと15型以下は1,800~3,000円、16型以上だと3,000~4,000円ほどです。そしてテレビの運搬費用が1,000~2,000円かかります。
テレビを処分する方法
リサイクルショップで買取してもらうと処分費用はかからず、査定価格の金額を受け取れます。処分しようとしているテレビが発売から5年以内のものや、高性能で高額だったテレビの場合、買取してもらえるでしょう。本来ならリサイクル料金などがかかるところが、お金も手に入るので最適な方法といえます。
インチ数が大きいテレビであれば、数万円単位になることも。見積もりに出してみましょう。
インターネットオークションやフリマアプリを利用する手もあります。古すぎてリサイクルショップで買取ってもらえないテレビでも取引が成立することがありえます。
ただし、売れるかどうかわからないうえ、梱包や発送の手間、取引者とのトラブルのリスクもありますので、おすすめできません。
新しいテレビの買い替え時に販売店に下取りしてもらえる場合があります。新しいテレビの購入料金を値引きできて古いテレビも無料で処分できるのでおすすめです。下取りサービスはキャンペーンだったり、店舗によっては行っていなかったりするので、あらかじめ電話で確認しておくようにしましょう。
不法投棄は犯罪です
リサイクル料金を支払いたくないと、不要になったテレビを山林や河川敷などに処分するのは不法投棄になります。正しい処理がされていないので有害物質が流出する恐れがあり、危険です。環境にもよくありません。重い罪になるので不法投棄はやめましょう。
テレビは処分方法が決まっています。最新型が出るたびに買い替え需要が発生し、古いテレビは処分されます。処分にはリサイクル料金が必要ですが、機種次第でお金に換えられるかもしれません。