
パソコン
パソコンは一般的なゴミとして処分できず、資源有効利用促進法(パソコンリサイクル法)の対象製品となっています。地方自治体で粗大ごみとして処分できないことが多く、適切な方法で回収・リサイクルすることが義務付けられています。
パソコン処分で最も重要なデータ消去
パソコンを手放す際、絶対に忘れてはならないのが「データ消去」です。 ファイルをゴミ箱に入れて空にしたり、パソコンを工場出荷時の状態(初期化・フォーマット)に戻したりしただけでは、データは完全に消えていません。
専用の復元ソフトを使えば簡単に復元できるため、悪意のある第三者による個人情報の漏洩や不正利用につながる危険性があります。 データを完全に消去するためには、専用ソフトで無意味なデータを上書きするか、ハードディスク(HDD)やSSDを物理的に破壊するなどの専門的な処置が必要です。自力での作業が不安な場合は、データ消去サービスを提供する専門業者や買取業者に依頼するのが最も安全で確実な方法といえます。
パソコンを処分・売却する方法
まだ比較的新しく、正常に動作するパソコンであれば、買取に出すとお得に手放せます。Apple社のMacBookなどは中古市場でも人気が高く、古くても高値で取引される傾向があります。Windowsパソコンでも、高スペックなゲーミングPCなどは高額査定が期待できるでしょう。
高く売るためのコツは、キーボードの隙間のホコリや画面の汚れを綺麗に掃除しておくこと。そして、箱、取扱説明書、ACアダプター、ケーブル類などの付属品を可能な限り揃えておくことです。これらが揃っているだけで、査定額が数千円アップすることも珍しくありません。
無料回収サービスを賢く利用する
古くて値段がつかない、完全に壊れて起動しないといった場合は、回収サービスを利用します。 2003年10月以降に販売され「PCリサイクルマーク」が貼られているパソコンであれば、製造メーカーが無料で回収してくれます。
また、小型家電リサイクル法に基づき、国から認定を受けた事業者が宅配便で無料回収するサービスもおすすめです。このサービスなら、自作パソコンやリサイクルマークがないパソコンでも、ダンボールに詰めて送るだけで手軽かつ合法的に処分できます。
不適切な処分は危険です
処分が面倒だからと、データをそのままにして不法投棄したり、怪しい無許可業者に引き渡したりするのは絶対にやめましょう。環境に悪影響を及ぼすだけでなく、内部の重要な個人情報が流出し、取り返しのつかないトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
パソコンは処分方法が決まっています。技術の進歩に合わせて数年ごとに買い替え需要が発生しますが、一般的なゴミとしては捨てられません。ご自身のパソコンの年式や状態に合わせて、買取や無料回収などを選び、安全で賢く処分しましょう。
